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zoom RSS 短歌人誌 五月号より その3 会員2 会員1

<<   作成日時 : 2017/05/05 20:51   >>

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神の名を千個は言へてあたたかな火をくべるためでたらめでゐる     かかり真魚

   三句以降は、あ音、た行の調べとリズムで大きな意味はなくてもいい。
   なくてもいいんだけれど、千個の神の名と、火と、でたらめが、響きあふ。


母の手がひとりひとりの顔を撫づ尋常小学校の卒業写真     古川陽子

   母上の子供時代の写真でせうか。
   貴重なる文化の遺産でありまする。


会員1

憲法で兵役義務を負はされて人となりたる父をおもひぬ     伊東一如

   第二次世界大戦の敗戦以前には、日本國には兵役の義務があつた。
   徴兵検査で、不合格になると、一人前の人間とは見做されなかつた。
   平成に、徴兵検査やあらんか。


神棚に手の届かねば人造の榊に替へぬ膝病みてより     林芙美子

   不如意なる日常を気負いなく言ふこと、難しい。


一番上の机の引き出しは便利屋で耳掻を今日仲間入りさせる     小林惠四郎

   結句の軽妙なる言ひ回しが、なんとも洒脱。


大宮を出でし北陸新幹線二回止まればもう金沢ぞ     小池東雲

  しかり!






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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時

  父、母。に
 彼岸から鳥の姿して来るならむ

ヤシマヒロシ
2017/05/06 01:59

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