宍道湖の波をイメージしたといふ天井三角波のギザギザ

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週末、近江八幡へ行つてきました。

短歌人会内の勉強サークル「子の会」毎年恒例の吟行合宿へ。

土曜日のお昼、近江八幡駅頭に関東から山口まで十五名が集まりました。

吟行は街歩き派と水路巡り派に分かれていざ出発。

わたしは水路巡りへ。

葦原や水路を、露漕ぎの平底舟で巡る九十分です。

一行六名の賑やかなお喋りの合い間に船頭さんの声、鳥の声、風の音、遠くの車の音、水音、櫓の音。





短歌人4月号より その4 会員1

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ソ、レ、ラ、ミと弦をはじいてああいずれ死ぬのであればちゃんと生きたい     笹川諒

   きちんと、ちゃんと、生きるのつて・・・。


月灯りふたつの影を強くして欠けたところでこの恋おわり     高良俊礼

   欠けたところ、つて何時なんだろう。
   あぁ、恋の歌を詠みたい。


にんげんがいない よ みちにめがね屋のナイロン製のはたのはためき     鈴木杏龍

   よ、は詠嘆なのかそれとも夜、なのか。
   真つ暗な感じはしない。
   おもしろいなぁ。


川沿いのかねて馴染みのミズナラも半ば倒れて雪にうずもる     川村健三

   かねて馴染み、と言へば、飯屋とか居酒屋やとかがきそうだけれど。
   ミズナラが意外で、そうして、親しく思へて来る。



赤星のサヨナラヒットのように待ちあきらめられずにいて待ち人来たる     いばひでき

   
   阪神や広島のようにコアなファンが居るチームの選手なのね、きつと。
   四句の十音も面白い。