証言席あたりの床にテープにてバミリしてある少しめくれて
宍道湖の波をイメージしたといふ天井三角波のギザギザ
松江検察審査会補充員としてロビーにエレベーターをよびたり
証言席あたりの床にテープにてバミリしてある少しめくれて
宍道湖の波をイメージしたといふ天井三角波のギザギザ
松江地裁裁判員裁判法廷にしんとあかるい静けさがある
くすのきの葉叢きらきら如月のねヱ亜希子ちやんついていくから
いつぽんの電話がわたしを甘やかす甘やかされる子供のやうに
短歌人4月号より その4 会員1
ソ、レ、ラ、ミと弦をはじいてああいずれ死ぬのであればちゃんと生きたい 笹川諒
きちんと、ちゃんと、生きるのつて・・・。
月灯りふたつの影を強くして欠けたところでこの恋おわり 高良俊礼
欠けたところ、つて何時なんだろう。
あぁ、恋の歌を詠みたい。
にんげんがいない よ みちにめがね屋のナイロン製のはたのはためき 鈴木杏龍
よ、は詠嘆なのかそれとも夜、なのか。
真つ暗な感じはしない。
おもしろいなぁ。
川沿いのかねて馴染みのミズナラも半ば倒れて雪にうずもる 川村健三
かねて馴染み、と言へば、飯屋とか居酒屋やとかがきそうだけれど。
ミズナラが意外で、そうして、親しく思へて来る。
赤星のサヨナラヒットのように待ちあきらめられずにいて待ち人来たる いばひでき
阪神や広島のようにコアなファンが居るチームの選手なのね、きつと。
四句の十音も面白い。









