2020年01月13日 抽斗の奥よりセピアの写真いづ背中にニキビのありし頃なり 短歌 もう随分と先のことです。実家に帰った時に、亡くなった母の小箪笥の抽斗を何ということもなく開けてみたのです。中には手書きのメモ、鉛筆、輪ゴム、ヘアピンなど雑多なものが入っており、少し奥の方から数葉の写真が出てきました。着物姿のまだ若い母の写真に混じって、高校の制服姿の私の写真も。少女には少女の屈託があって、それでも今よりはもう少し廻りの世界が明るかったかもなぁ。遙かなる昔でありますことよ。 2019短歌人12月号 年末恒例題詠◇抽斗の中のものを詠う より
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