2019年06月09日 「つめたい指」 短歌 つめたい指眠りゐるからだいだけば体熱がおしよせてくる体熱はいのちハイタッチして一歳と別れたりひよこ組にも慣れたる頃で血管が赤く浮きでて猫の耳 納屋の薪のうへのひだまり山椒の実ふふめば舌先痺れくるいはずもがなをいつてしまへりタルトタタンが食べたくなつてコンビニのエッグタルトで間に合はせ、たくないローソンの珈琲といへ如月の朝のつめたき指にやさしゑえんどうの莢をぽりぽりかじる山羊、みたいにスナップエンドウかじる葛の葉のpoisonは耳にあまやかなる囁きとして垂らしこまれる
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