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zoom RSS 短歌人6月号より その2 会員2

<<   作成日時 : 2018/06/23 10:23   >>

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定刻に仕事終へむとひたすらに働きてわれは定刻に帰る     鶴羽一仁

   この「ただごと」感は、強い力を内包してゐる。


窓際の黒い男も春だなと思ってそうな後ろ頭だ     山本まとも

   部屋の中から窓際に立つ人を見ると晴れた日には、黒いシルエットとなる。
   春こそ佳けれ。


義清が二十三歳で出家して髪を落とせし寺にも桜     紺野みつえ
 義清;のりきよ
   義清と言ふは、西行法師の出家以前の名前らしい。
   とまれ、時が来れば桜は咲く。


たけのこを刻めばしやくと手応へのありて春とはしやくかと思ふ     かかり真魚

   瑞々しく、香り高く。


敬虔な黒衣の僧のごとくしてラブラドールが人を導く     田上義洋

   Kラブつて、ほんとうにそうだ。
   つて、盲導犬つて、崇高に思ふ、それを調教する人間も。


欠けのない巻貝はひろうのが難しいとほめるのは難しい     国東杏蜜

   なんとも、まどろつこしい文体である。
   作者のうちがわで、いろんなことどもが、みぎにひだりに、している。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
みな、いいねえ。杏蜜さんのはまどろっこしすぎて浅くなってしまう。
知哲
2018/06/23 11:09
☆知哲さん
杏蜜さん、好きになってしまったので、まどろっこしい浅さまで、いいなぁって思えるの。
こういうタイプの人が歌を続けているうちに、どういうふうに変わってゆくのか、楽しみ^^

2018/06/23 15:24

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