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zoom RSS 短歌人4月号より その1 会員2

<<   作成日時 : 2018/04/02 11:24   >>

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珈琲の湯気のゆたかにのぼるときしづかに雨は降りはじめたり     桐江襟子

   降り始めの雨の音、気配、匂ひ、そして珈琲の香。
   しづかで、ゆたかな時間がここにはある。


昼過ぎに初雪となり全員で窓の方まで歩いて行った     相田奈緒

   授業中なのか、仕事中だったのか。
   「全員で」というふして情緒のない言葉に口語の抒情を思ふ。


かの冬の氷雨降る夜を亡骸の母に添ひたり末の弟と     平田侑
                               弟;おとと
   夜伽の添ひ寝。
   もう、忘れることはない。

液晶はぶるんとふるえて灯をともし氷を見たとメールが届く     橋本薫

   寝ずの番の犬が物の気配に気づき、頭を上げ、ぶるんと同振るいする、そんな夜を思つた。


「もう行く」と二階に行きしわが夫よ九十二歳の母とけんかし   紺野みつえ
                   夫;つま
   けんかができるのがカッツだぜぃ。




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