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zoom RSS 短歌人1月号より その2 会員2

<<   作成日時 : 2018/01/14 10:09   >>

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このかさぶたがすごい2017 剥がしてはいけないに決まってる     国東杏蜜

   一月号には作者名のしたに、現住の県名が付されてゐる。
   作者には「高知」と。
   わたしの生まれたとこ。
   この八方破れは、土佐のいごつそうかしら。?


鯖棒寿司ぽぽんと切って夕の食老いの胃の腑に潮騒とどく     高木文子

   一首の律がいかにも軽快。
   ぽぽん、も好い。


押し入れに閉じこめられて泣いていた「ゆうご飯だよ」母さんの手が     KENZO

   結句「母さんの手が」で、俄然焦点が結ばれる。
   押し入れの小暗い闇に光がさして、白い母さんの手が差し入れられる。
   啓示だ。


無邪気には語れぬ恋のあることを知りて心に咲かす雛罌粟     富樫由美子
                             雛罌粟;コクリコ
   「ジュニアソレイユ」を思う。
   乙女心さ。


終活の箱に出したり入れたりの肩パットの服秋陽にかざす     杉本稚勢子

   むむ、わたしにはまう肩パットの服はないけれど、
   一枚買うときは、一枚処分しやうと、思つてはゐるけれど、


「火の用心」柝の音ちかし霜月の夜回り幼き声のまじりて     吉田郁子
        柝;き 
   凛とした韻律が冬の寒い夜回りの空気感を伝える。





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