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zoom RSS 短歌人12月号より その2 会員2

<<   作成日時 : 2017/12/07 07:31   >>

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革靴のかかとの減りたる形から右に傾く性とぞ思ふ     柿沼良訓

   かかとの減り具合つて、結構左右が違つたりする。
   作者は右に傾くのね。
   ふむ、右に傾くのが、他に傾くものも想起させる。


晩秋の空の奥まで枯葉色サフランもどきがぞっくりと咲き     小原祥子

   ぞっくり、に何やら不穏な響きがある。


動きたい身体よおむつ替へのたび光を浴びて転がつてゆく     桃生苑子

   赤ん坊が自ら発光して転がつてゐるみたい。
   美しい。


ポンコツな二人だけれど斜向かいに座ってさらにポンコツになる     笹川諒

   気の合う友と、飲んでゐるのね。
   「ポンコツ」で何やらほつこりするし、それを繋ぐ「斜向かい」のズレ感、と漢字であることが効いている。


感情が顔に出なくて損をするあるいは得をする こんにちは     相田奈緒

   こんにちは、の抜け感が面白いなぁ。



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