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zoom RSS 短歌人8月号より その2 会員2

<<   作成日時 : 2017/08/03 21:03   >>

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ノーサイドとなりてラグビーの選手らが向き合ひて立つ春の校庭     柿沼良訓

   ラグビーといふと、フィールドの格闘技みたいなものじやないかな。
   で、ゲームが終わつて汗まみれ、泥まみれの勝者敗者が向きあつて立つてゐる。
   そこが春の校庭であるところ、なんとも長閑で、そのギャップが面白いなぁ。


股関節痛しと言いつつ杖つきて田水見守る夫よ老いたり     福永文子

   夫よ老いたりと言ふところ、夫婦の長き年月が思はれる。


八宝菜のうずら卵を気にしない友と今夜は飲みに行きたい     柳橋真紀子

   作者は、八宝菜に入つてゐるうずらの卵が、あんまり好きじやないんだろうな。
   闊達な良き友なのだ。


言はなくていいことを言ふ歳となるうどん定食のうどん遅れて     植松豊

   そうよね、若い時は気が引けて言へないことも、歳経れば、言へてしまふ。
   うどん定食のうどん、といふあたりが絶妙。


栴檀のけむるがごとき花咲きて土手の木立は夏に入るらし     吉田郁子

   栴檀の花はわたしも好きな花。


自販機がカランと乾いた音たてるコンビニ前が待ち合わせ場所     小原祥子

   自販機の飲み物の取り出し口つて、どうしてあんなに下に付いてゐるのだろう。
   カラン、という音の情報で、少しさみしい感じがしてくる。





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