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zoom RSS 短歌人誌 7月号より その4 会員1

<<   作成日時 : 2017/07/13 21:40   >>

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旅行鞄提げて改札出る夫の背丈いくらか低くなりたり     村井かほる

   夫の背丈が実際に縮んだ訳ではあるまい。
   長らく夫婦をしてゐると、若い頃にはあれほども大きく思えた夫が、小さく見えてきたり、もする。


さびしともさびしこの世の朝焼けに鐘の音を聞くフィレンツェの野に     矢古野春子

   古いモノクロのフランス映画のにほひがする。


似たような年恰好の男らが来し方思ふaaの餃子     たかだ牛道

   aaの餃子、は関西発の餃子屋さんみたい。
   中年のをぢさん達が「取り敢えず麦酒と餃子」とか言つたりして。


たんぽぽ茶購ひてをリ綿毛とぶ春を乳腺詰まることなかれ     角山諭

   夫が妻の乳腺を詠む。
   お乳、出ますやうに。


エプロンの紐キュッとしめ皿洗う歌読むときは少し緩めつ     高木律子

   歌を詠むときは、どうするのかしら。


メモ帳をわすれてティッシュに書きためる花見のうたのゆるき筆圧     藤島朋代

   ゆるき筆圧、がなんとも。





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