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zoom RSS 短歌人誌 五月号より その4 会員1

<<   作成日時 : 2017/05/10 20:29   >>

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寝言までいちご出で来と母が言ういちご狩りせし夜のことなり     大原幸子
            来;く
   いちご狩りがなんとも楽しかつた母君。
   母上も、詠んだ作者も、素敵です。


いつの日か春の野に出で手をとりて薬師如来を拝むもよけれ     藤倉和明

   あなたは、どなたと手をとりて春の野に行きたい?


骨にいたるまで焼きつくす火葬炉のあらば気がかりなくなるものを     松岡圭子

   完璧に自らの痕跡を消し去りたいの?
   それとも、残る家族を煩わせたくないから?


七月の水ふるわせて幾千の蜻蛉生れつつ岸辺の冥し     北岡晃
                 蜻蛉;あきつ  生れ;あれ  冥し:くらし
   息苦しいほどの命。


いまはよるははにぶたれたゆきのよるかあさんぼくはゆきのよるです     辻和之

   なんとしても、母は恋しい。


液体のこぼれじみほとばしる床のなんとなくなんとなくやなかんじ     鈴木杏龍

   韻律のへろへろと乱れたかんじ、がやなかんじそのまま。





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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時

 なにを隠そう!わたくしはコンクリート製の電柱(その光から陰へのグラデュエイション)をもつとも愛してをりますれば、そのモノの天辺にペンギンの赤ン坊がすつくと坐つてまします!となれば……うたはざるをえない………と、相成りますが、咄嗟にはまとめられぬ……まだまだ修養足りませぬ。な。

 そこに在る 在つたといふか 何を以てぞ

 

ヤシマヒロシ
2017/05/10 22:01
☆ヤシマヒロシさん
ペンギン、なら良かったです。

2017/05/11 20:11

彼岸花咲ける間(あはひ)の道をゆく行(ゆ)き極(きは)まれば母に会ふらし
 皇后陛下美智子さま
 平成8年1996年

黒御影石のしたへのちちははへあふちのはなの零れてをらむ
 弘井文子
 平成21年2009年

ちちははの名前呼びしは死んでから矢嶋清八矢嶋百合さん(ヤシマセイハチヤシマユリサン)
 矢嶋博士
 十年ほど前か

いまはよるははにぶたれたゆきのよるかあさんぼくはゆきのよるです
 辻和之
 平成29年2017年

ヤシマヒロシ
2017/05/12 05:27

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短歌人誌 五月号より その4 会員1 f_blue な日々/BIGLOBEウェブリブログ
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