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zoom RSS 短歌人誌 四月号より その5 会員1

<<   作成日時 : 2017/04/18 20:40   >>

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小屋掛けの見世物小屋に子と入る河童出るよと声につられて     鳥山繁之

   夏祭りの思ひ出でせうか。
   暗がり、ざわめき、食べ物のにほひ、白熱電球の黄色い灯り、呼び声、喚声、土のにほひ
   河童出るよ、のぶつきらぼうな呼び声やよし。


鬼といふは悪しきものだと疑はず豆撒きにけり幼きわれは     阿萬美奈子

   げにまつこと、鬼は何時でも悪者でした。
   かくれんぼの鬼は、何処に行つてしまつたの


とりどしの鶏冠を食みて暖をとる二月の鬼がそこに来てゐる     たかだ牛道

   冬にとさかを食べる風習があるのでせうか。
   独特の季節感があつて、作者独特な世界観があらわれてゐる。


マジかよといちどは言うてみたきものを驚きしとき咄嗟には出ず     伊東一如

   ちよつとね、蓮つ葉な物言ひをしてみたくなること、確かにあります。
   でもね、普段使つてないと、やはり咄嗟には出ないものですねぇ。


度し難い男だったよ綿雪はもがきためらい流され落ちる     川村健三

   さてこの男、作者の知り人か、あるいは作者自身か。
   綿雪の結晶の、大きさと、スカスカな感じと・・・。


手に職をもちたる男好きになりて亡夫は植木屋男は仕立て屋     竹花サラ

   職人といふものは、恰好いい。
   いいけれど、連れ添ふものは支える続ける覚悟がゐる。
   しかし竹花サラさん、あなたが一番恰好いい。







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