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zoom RSS 短歌人誌 四月号より その4 会員1

<<   作成日時 : 2017/04/15 20:28   >>

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広島の雪や如何と友のこゑ来たれいざいざ雪見酒せう     矢古野春子

   溌剌として、気持ち佳い歌でありまする。


苺大福二個入りを買うまだ遠き春今日一つ明日を一つ     青木みよ

   次の歌に九十一歳とある。
   なんともみずみずしい調べであることよ。


ふでばこを開けばかをりき薄桃の香水えんぴつ男の子は知らず     田端洋子

   永遠の少女の面影が見えまする。
   好みから言ふと、結句「男の子」は「男子」かな。


充分に青なのだけど小走りに渡りゆきたり車に見られ     高木律子

   押しボタン式の信号だつたりしますとね、何だか交通の流れを堰き止めたような気がして、つい急ぎ足に。
   だからと言つて、信号の時間は変はらないんだけれど。


男子百米走決勝のゴールへと首をはなれむばかりの頭     松岡建造

   なんとも豪快なる勢ひが。
   これは、男子の勢ひね。


好きじゃないことの多さに気付きだすウェットティッシュ引き抜く音も     織田れだ

   気付いた、ではなく、気付きだす、ところに、作者の微妙なるこころもちの変化を見て取れる。





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