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zoom RSS 短歌人誌 三月号より その5 会員1欄

<<   作成日時 : 2017/03/16 20:15   >>

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幾重にも塗りかさねたるマニキュアの赤き驕りのわが指を見つ     谷垣恵美子

   昨晩、わたしも赤きマニキュアにしたところ。


インフルエンザに罹っているという祖母はマスクをかけさせられて寝ている     織田れだ

   なんだかぐにゆぐにゆとした言ひ回しが、祖母の不如意な状況を言ひ得てゐる。


みずひきの赤いはな咲く昼のみち明樹と名づけし子に会いに行く     後藤祐子

   水引草がお祝ひの熨斗袋の赤と相俟つて、明樹君の誕生を祝福してゐる。


驟雨きて濡れ来しをとこ声高にどがあもこがあもあるかョとハァ     矢古野春子

   下句の方言の謂いが、なんとも楽しい。
   何処の方言でせうか。
   方言、どんどん読みたいものです。


冬のブロック塀どこまでもざらざらと指紋のっぺらぼうになるまで     鈴木杏龍

   破れかぶれ、つて感じ。
   ざらざらどころか、指先から血が滲んでゐそう。
   このエネルギーは、何処から来るのでせうか。


口笛はロックンロール乾反葉は風に吹かれてすべりゆくべし     佐藤綾華
             乾反葉;ひそりは
   ロックンロールと乾反葉の取り合わせが面白い。
   でも、歌会では、付き過ぎ、なんて言われるのかも。
   わたしは好き。





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